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[68914] 最愛の純子、2 一直線 投稿日:2011/07/12 (火) 02:51
こんばんわ。かなりスレが下がったので新設することをお許し下さい。
妻-1に写真を投稿しました。昔の写真、子供を産んだ後の写真とバラバラですがお楽しみ頂ければと思います。

僕たちはダブルベッドに川の字で寝ました。
ようこー純子ー僕の順番です。

深く寝たからでしょうか、七時頃にばっと目が覚めました。
女達の話声が聞こえました。僕はそのまま聞いていました。

ようこの話でした。自分は厳しい家庭に育って、親の期待に応えることを必死に振る舞って来た。
一方で性への興味は強く、オナニーは小学生の頃から。
でもその度に罪悪感にさいなまれ、人前では性を汚い物として拒否してしまう。
変態とか淫乱と思われたらどうしよう?と考えれば考える程。

それでも性への興味は薄れず、何人かの男達と関係を持って来たが、結局満足する事無く来てしまった。
男に抱かれる度に満足しない自分は本当にエロくて、そんなセックスを普通の男はしてくれない。
そう思ってさらに自分にコンプレックスを感じて来た。当然、真木さんにそんな悩みは打ち明けられない。

愛している恋人や夫とのセックスに満足満足出来ないということは、所詮自分が妄想して来たセックスはあり得ないんだとあきらめてきた。そう思うと夫とのセックスが億劫になり、疎遠になった。昔の男から連絡があったとき、少しは素直になれると思い会った。そんな自分をかつての恋人はおもしろがり、弄んだ。状況に興奮しただけかもしれない。それでもストレス解消にはなった。

浮気がバレ、性の不一致を義理の母に知られた時は正直情けなかった。
しかし母は一方的にようこを責めず、真木さんにここへ来る事を薦めた。
夫婦向けのセックスカウンセリング位のつもりで来たから最初は焦った。

でもあっという間に堕とされ、自分の妄想が現実となった。
真木さんに呆れられても仕方が無い。やっぱり自分は淫乱だっただけだ。
ああいう風に抱かれたかった。こういう形でそうなるとは自分でも驚いたが、今となってはそれでも良かったと思ってる。

そういう様な事をようこが話し、純子が合相づちを打ったり慰めたりの展開でした。
ひとしきりようこが落ち着いて、純子が話し始めました。

あのね、女性はね、みんなようこさんと同じよ。
変態でも淫乱でもないの。そういうカラダに出来てるの。そういうココロに出来てるの。
女性は男性に導かれないとそうなれない。
でも男性が未熟だったら女性が導けば良いの。
アナタが真木さんを導いてあげればいいのよ。

何も知らない男女がそうなるのはとても偶然な事だと思うのよ。
だからどっちかが知ってるって大切なのよ。
アタシ達だってそうだもの。今はこの人も、ね(笑)

オンナのセックスはね、三つしかないの。
しなければしないでいいセックス、オトコの人に抱かれるセックス、オトコの人を抱いてあげるセックス。
自分で決めれば良いのよ。相手がいるなら相手と決めるのも大切だけど。
でも、愛する人とするセックスがしなければしないでいいセックスだったら、嫌よね。

アタシね、丹下さんに出会って、彼の言う事を受け入れていろんなセックスをして来た。
抱かれたり、抱いて来た。丹下さんにはプライドも何も無い位に。他の人もそれぞれに。
中にはだめだこりゃ、っていう人もあったけどね(苦笑)

この人が初めてなの。抱きたいし、抱かれたいって思ったのは。
前戯も何もいらないの、直ぐに濡れるし、直ぐに溢れる。ベッドが大変よ(笑)
そしてね、殺して、って思うのよ。この人に抱かれると。
もちろん殺人者にするつもりないわよ(笑)
(ちょっとびびりました。)

でもね、気持ちよくて幸せで凄くて耐えられないくらいになって、殺してって思うのよ。
死んでも良い、この人にならってね。
愛とか良く分からないけど、そういう気持ちになるのってとても幸せなの。
それがアタシのセックス。この人とだけ。

丹下さんはそのことをよくわかってる。前は師匠と弟子みたいだったけど、今は違うのよ。この人とアタシのこと考えてくれてるの。オンナがセックスに目覚めるのも難しいけど、男性がセックスを嗜むのも中々ね。オンナを抱けるオトコはそんなにいないものよ。

いいじゃない、今回、貴女は貴女で知りたかったセックスを知り、真木さんは丹下さんに任せておけば良いのよ。
真木さんは大変だろうけどね(笑)、でも大人になって大人の男性になる機会はそうそうあるもんじゃないでしょ。
オンナをちゃんと抱けるって坊やじゃ駄目なのよ。

僕は心の中で驚きながら寝た振りを続けました。
確かに僕は純子と会うまでは射精のためのセックスをし、自己満足のためのセックスをしてきました。
僕は純子に幸せなセックスを教えてもらい、丹下さんにオンナの抱き方を教えてもらったんだ。
丹下さんのは教えてというか、自分で見て考えて盗めでしたが(笑)

さて、真木さんの受難はこれからです。
純子に起こされ、朝風呂を浴びてリビングに行くと三々五々に食事が進んでいました。
既に東京に戻った人達もいました。

ようこは純子と話せた事で気を許したのか、とても楽しそうに皆と話をしていました。
丹下さんの奥さんにソープのお仕事はどうですか?なんて聞いている。
彼女のオナネタの一つはソープ嬢になった自分だったと告白までして。

あら、じゃあ少しやってみる?オンナ磨きになるわよ(笑)私がお世話してあげるわよ。

えぇ、本当ですか?嫌だ、ずっと妄想してたのにこんな近くに経験した人がいるなんて凄い。

真木さんが聞いたら気絶しそうな会話です。

食事が終わり、ようこは田中さんに誘われて部屋に消えて行きました。

僕はと言えば、無性に純子を抱きたくなり...

[Res: 68914] Re: 最愛の純子、2 ダデイ 投稿日:2011/07/12 (火) 06:53
ずっと拝見してましたが新スレと画像投稿に感謝してレスします!
僕はこの歳(50代)になって、自分が発射するセックスから、相手を感じさせる・歓ばせるセックスに移行していきました!

自分本位で無い相手本位のセックスをしてると、相手も身体だけで無く気持ちもさらけ出してきて、しっかりと一体になれるようです
純子さんとは子供さんももうけられたのですネ!
この続きや、ようこさんの変わって行く様もどうなるのか・・

期待してお待ちしております!m(_ _)m

[Res: 68914] Re: 最愛の純子、2 とみー 投稿日:2011/07/12 (火) 10:57
はじめまして、ここにレス投稿するのは初めてになります。
一直線さんの話、共感するところが多く、楽しませていただいてます。

私の中にも、あなたであったり、真木さんであったり、田中さんであったりと、いろんな部分を持っていました。
丹下さんのようにとはいかなくとも、女の女としての部分を出させることが、この歳になりようやくわかってきた気がします。

私も、若い時にわかっていたなら、また少し違う生き方をしたかもしれないです。

[Res: 68914] 最愛の純子、2 一直線 投稿日:2011/07/12 (火) 15:11
部屋に入るなり、僕は純子を抱きしめてキスをし、パンティを剥ぎ取って押し倒しズドンと入れました。

純子は濡れ濡れで、自ら粘膜を開いてそれが僕の根元に吸い付く。最初から子宮をこねて、両脚を開いて掴んで、斜め45度に奥迄。

純子は一気に泣き顔になり、号泣しながらイクっイクっと痙攣を始め、もうダメ壊れると言うのを無視して犯しまくる。

僕が上から見下ろし、見ろと命令すると薄目を開ける純子。愛おしい顔。でも…

この顔を誰に見せたんだ?
こうやってしがみついてツバを飲まされたんだろ?
中に出されたんだろ、淫乱っ

追い込めば追い込む程に純子は燃え上がります。まるで小学生の様に好きな子を虐めたい心理。子宮をビンビン弾く。純子は完全にトランス状態。

純子に覆い被さり抱きしめて唇を奪う。純子がしがみつく。汗が混じり、純子の奥から暖かい泉が吹き出しピストンの音が変わる。僕の汗が純子の顔にポタポタと落ちる。

もうドロドロになって重なっていると、信じられない位優しく愛おしい気持ちが湧いて来る。

心のパターンだけだったらDVと同じ構造なのかもしれません。でもその情熱というか衝動のサイクルがセックスには必要だと理解したのは後のコトです。

僕は丹下さんの仕掛けにまんまとハマり、誰にも渡したくない、純子は俺のオンナだという強い感情を持って純子を抱く様になりました。

後から思えば、純子から与えられるセックスだけじゃなくなった瞬間でした。

保守的とか男尊女卑とか言われるかも知れませんが、愛するオンナを自在に犯すコトと愛するオトコに自在に犯されるが両立するコトを知る瞬間でした。

僕は哀願する純子を壊れる位抱きしめて精子を全て純子に放ちました。愛してるとの気持ちを込めて。

純子は更に骨盤を開き、僕を咥え込む様にして全て吸い込む様に。

カクカクと震える純子の顎を抱いてキス。肌と肌が重なって混ざる感覚。

僕は純子と結婚しようと決めました。こんなに無防備で無邪気に受け止めてくれる。幼い頃の母親に対する安心感と似た気持ち。思春期以来、封印して来た人に甘えるという感情の蛇口を僕は純子にだけ開けるんだと思いました。

純子に髪の毛を撫ぜられながら…

[Res: 68914] Re: 最愛の純子、2 一直線 投稿日:2011/07/12 (火) 15:21
写真、本文にコメント下さった皆様に感謝を申し上げます。

写真はそのまま載せるわけにはいかないので、赤のフィルターをかけて飛ばしてます。ご理解下さい。

僕の寝取られ話は大体終わりました。ここからは僕から見た真木さんとようこの話をしたいと思います。もちろん僕達も絡むので、ここからは寝取り&寝取られです。

ただ何も知らない真木さんにとって寝取られ地獄になったのですが…

[Res: 68914] Re: 最愛の純子、2 一直線 投稿日:2011/07/12 (火) 22:17
ダディ様、とみー様
コメントありがとうございます。

僕は本当に幸運でした。
出逢いとは奇跡的なものです。
恩人は僕の転勤を決めた上司でしょうか?(笑)

僕は何人かのようこの様な女性を抱く事になったんですが、以前と全く違う心境になりました。
女性がだんだんと体内から発せられる響きに酔い、溶け、支配されて行く。
女性って美しいなぁ、と知りました。

そして純子が特別な事も...

[Res: 68914] 最愛の純子、2 一直線 投稿日:2011/07/12 (火) 23:07
僕たちが時間を過ごし、落ち着いて気づいたのですが隣の部屋はようこと田中さんでした。
ようこの叫び声とすすり泣く声が聞こえます。

覗いてみる?

純子がイタズラっぽく笑いました。
えぇっ、と思ったのですが興味が先に進みます。

一応ノックをして入りました(苦笑)
田中さんが笑いもせずに頷きます。

純子はソファに浅く横たわり、右足をソファ、左足を肘掛けにのせて脚を大きく開いていました。
ようこの股間からは三本のコード。ローターがカチカチ鳴っています。
その穴を塞ぐ様にバイブが刺さっている。

田中さんは左手でようこの髪の毛や唇を撫でている。
ようこは抗うのではなく、しがみつく様に田中さんの左手に抱きついている。

ようこの瞳は印象的でした。潤み、せつなく、そして優しい光をたたえています。
受難を受け入れる女神と言ったら高尚過ぎますか、でも綺麗なカラダが赤く染まり、周期的に目を閉じて仰け反りイク姿に見とれてしまいました。

おっと、おしっこがしたくなったな、
ようこ、そこに膝立ちしなさい。

ようこがフラフラとベッドの横の絨毯に移動して膝立ちします。
僕たちは田中さんに促されてソファに座りました。

田中さんはようこの前に仁王立ちしました。


なんだ?

良いな、ようこ?

ようこが頷くと、なんと田中さんのペニスを口に含みました。

よし、漏らすなよ。

えっ?

声が出ました。同時に田中さんがようこの口に放尿します。
あっという間に口がいっぱいになり、ようこの口から小便が漏れかけます。

漏らすなっ。

田中さんが一喝し、放尿を止めました。

ようこは涙目で最初は少しずつ、最後はゴクリと飲み干しました。

そうだ、いい子だよ、続けるよ。

今度はようこはゴクゴクと従順に飲み続けます。

驚かないで下さいよ。
さっきね、ようこが誓ったんですよ、飲むってね。
バイブマッサージを止める条件にね。

ニヤリと田中さんが言います。

飲み干したようこを田中さんは上から抱きしめ、ディープキス。
ようこは至福の表情でそれを受け入れます。

さ、ようこ、今度はくわえる所を彼らに見てもらいなさい。

はい、お願いします。

なんとこの数十分の間にようこはすっかりと従順に。
後で純子から聞いた話ですが、田中さんはバイブの魔術師だそうです。
彼の刺激は頭がおかしくなるくらい激しい。一種の拷問です。
あっという間に従属を誓うそうです。

純子、お前もか?

の質問は我慢して飲み込みました。
田中さんの指示は細かい。ざっとこんな感じです。

手を使うな。
俺を見ろ。
俺のオンナだろ、お前は。
俺にお前のイヤラシい所を全部見せなさい。
いいんだよ、見てもお前を大事にするよ。

そうだ、舌を出して、ながぁく。
裏側をつつっと舐め上げるんだよ。
そうだ、上手い。
偉いよ、もっと俺を見るんだ。
もっと口を開けて、我慢してたんだろずっと。
もっとだらしない顔を見せていいんだよ。
嬉しいだろ。

ほら、俺の太ももをまたいで。
(田中さんが横になります、)

お腹もオッパイも隙間無く密着させてこするんだ。
頭を単純に動かすんじゃない。縦に、横に。吸え。手を使うな。

いいか、ちょっと苦しい。でも我慢するんだ。
吐きたくなったら吐いていい。
大丈夫だよ、ゆっくりやってあげる。
いいね。

田中さんはようこの頭を押さえ、ゆっくりと奥へ押し込みます。

喉を開いて、息を止めるんだ。のどちんこに当てるまで。

ようこは涙を流しながら従います。
涎を垂らし、漸く奥まで入れた瞬間に田中さんがピストン運動をする。

うげぇぇ。

一気に吐き気がようこを襲う。
田中さんは平然とバケツをようこの前に。
ようこは朝食を全て吐き出しました。

息も絶え絶えのようこに田中さんはキスをします!
吐瀉物が付いた唇や顎や喉を舐め上げます。

ようこの瞳から涙が流れる。
田中さんはその涙も舐め上げます。

続けるよ、いいね。

うんと頷くとようこは再び、喉の奥まで。
何度か吐きます、最後は粘着質の胃液と唾液。
しかしその頃は田中さんのピストンを受け入れていました。

ようこの顔は涙と鼻水と唾液と胃液でぐしゃぐしゃです。
田中さんは両手でようこの頬を抱き、舌でなめ上げる。
そのようこの幸せそうな顔。

よく頑張った。偉いよ、ようこ。じゃあ愛してあげよう。

そう言って田中さんは優しくようこを横たえ、ゆっくりとペニスを差し込みます。
亀頭を入り口でクリクリと出し入れするだけでようこのカラダに電気が走る。

イッた...

僕は思わずつぶやきました。
入り口だけのピストン。
なのにポルチオが反応し始めます。

そしてグラインドは大きく、深く。ようこは上から抱きしめる田中さんの頭に両手を回し、髪の毛をくしゃくしゃにして涙を流しながらイキます。それは愛し合っている男女のセックスそのものでした。

バックになるとようこは僕たちの鼻先に顔を向けられます。

ようこ、お二人をみつめるんだ。目を閉じるなよ。
お二人にどれくらい気持ちいいか伝えるんだよ。

田中さんがガンガンようこを突き上げます。

ようこは必死で僕たちを見て、気持ちいいの、凄いの、イク、あん、もっと。それどころかオマン○とか上品なようこの口からは信じられない様な言葉が次々と。

座位に変わればなんとようこが自分から動きます。
田中さんを見つめ、微笑み、何とも可愛らしい表情で。
それが瞬時に真剣な表情に変わる。イク瞬間です。

正直、人様のセックスをまじまじと至近距離で見たのは初めてでした。

田中さんが優しくようこを抱きながら正常位に。
脚を折り畳み、肩に乗せる。ピストンの最後に突き上げる様な動きが加わる。

ようこは快感に狂喜し、仰け反り、達し、欲しがり続けます。
最後の瞬間、ようこの口から中だしを要求したのも驚きでした。
すがる様な目で、哀願して。
それに田中さんが応え、田中さんの衝撃を全て受け止めて二人のセックスは終わりました。

田中さんはようこが落ち着くまで寄り添い、そしてペニスを抜いてようこの口に差し出します。
ようこは痙攣が止まらない下腹部を不自由そうにしながら、お掃除フェラ。
ようこの下腹部を田中さんが手のひらで押すと、ようこは下腹部を押さえて丸くなり、またイキ続けるのでした。

ようこを労り、後戯を続ける田中さんの合図で僕たちは部屋を出ました。

[Res: 68914] 最愛の純子、2 一直線 投稿日:2011/07/13 (水) 00:20
昼過ぎに真木さんが来ました。
嫌な気分だったと思います。その屋敷に入るのは。
一晩中、午前中も妻が他のオトコ達に抱かれていると言う事実。
セックスの手練達にです。

ようこは風呂に入り、またもや弟子君にメークアップされていました。
僕の先入観ですが、もうオーラが漂う程に美しい。
一晩でこんなに変わるのか?という位に。

ぎこちなく今のソファに座った真木さん。
言葉はありません。当然です。心中、お察ししますと言う所です。
この中の誰が自分の妻を抱いたのか?、いいえ、汚したのか?
多分彼の心境はそちらでしょう。
そして彼は眩しい程美しい自分の妻を直視出来ない。

ようこ、まずはお前が真木君にしてあげたい事をしてあげなさい。

はい、と頷くとようこは真木さんの目の前に。そしてひざまづく。

貴方、私、浮気したことを謝りたいの。心から。
そして分かって欲しいの。貴方の事、愛してるの。
お願い、私を抱いて下さい。今直ぐ。お願い。

予想しない展開に真木さんは固まっています。
僕も固まりましたけど。

ようこは真木さんの手を取り、促しました。
真木さんは一晩苦しんだ思い、ようこが他の男に盗られてしまうという思いで凝り固まっていたのに、全く逆の素直な告白。しかもようこは自然で柔らかく美しい。圧倒的な力を持った言葉。真木さんはようこに従いました。
二人は手を取って居間を出て行きました。

ふぅ〜〜〜

緊張から解き放なれた僕は思わず息を吐きました。
それに皆が大爆笑です。釣られて僕も。

ようこちゃん、誘っちゃおうかしら(笑)

丹下さんの奥さんが唐突に言いました。
(そ、ソープにぃ!)

そうだな、真木君にとってはそれが一番気楽かも知れないな。
彼はプライドが高いから、一人の男に妻が育てられるなんて嫌だろうからな。
ようこが決めるよ。あの子は20何年の本音を口にしたんだからな。
真木君と二人でゆっくり求め合っても良い事だ。
だが、あの性格は、過激かもしれんな(笑)
彼もようこと同じ性格だからな。
似た者夫婦ということだ(笑)

僕にはさっぱり分かりませんでした。あの真木さんには十分なショック療法だったはずです。
きっとようこさんにもっと夢中になるはずだと。
しかし僕はやっぱり何も分かっていませんでした。

愛とセックスの複雑さと人間の業を。

もう三時近く。僕たちは丹下さんの奥様のソープ話で盛り上がっていました。
純子もお世話になった方でした。業界の裏話、ってところです。
それから純子の現役時代の話。これはかなりノックアウトされました。
丁度、写真の頃の話です。

やっぱり女性があの業界に入って働くのは何かしらの理由があって、それに耐えていると思い込んでいたのです。イメージは時代劇の置屋です。家族のために売られ、年季が明けるまで奉公し、全員が幸せな年季明けを得られるわけじゃない。もちろんそういう事実もあるそうですが、しかし女性はそればかりじゃない。有名な女性の名前が幾人か挙り、その度に僕は驚きました。オンナは強いです。やっぱり。区切る能力は男の何倍もある。二人の女性をマジマジと見つめました。

嬢が駄目になるケースの話。これも興味深かったです。男、金、生活。だらしない女性は必ず駄目になる。
オンナをさらけ出す事と、自分を大切にする事は別でしょ。丹下夫人の言葉は低く、説得力がありました。
何だか社会の仕組みを少し理解した様な気がしました。常識の中に潜む幻なんて意識した事が無かった。無知でした。

そして真木夫妻がリビングに戻ってきました。穏やかで仲睦まじい雰囲気にホッとしました。
夫妻はソファに座り、そして真木さんが深々と感謝を述べました。
ようこの正直な気持ちを聞いて、そして昨日から今朝にかけての例え様のない不安の結果、漸くようこが大切だと知って、そしてようこに自分の弱い部分を話し、二人は漸く心を重ねる事が出来たと。

自分は女性をリードしなきゃいけないときばり、結局、自分が思うセックスを押し付けて来ただけだった。
紳士とかフェミニストという言葉を言い訳にして。本当はAVの様にようこを抱きたいと思っていた。変態と言われるのが怖くて取り繕ってしまっていた。当然、セックスも下手でそれを指摘されるのも本当は怖かった。

ようこが目の前で抱かれるのを見て、怒りが湧いたのは事実だけど、それがコンプレックスを隠し自分を取り繕うためだと知っていた。結局目を背けていたのは自分の未熟さだった。

『僕も皆さんの様にようこを抱きたい。』

真木さんは真剣な表情でそれを告白しました。
丹下さんが一瞬、とても優しい目をしたのを僕は見ました。

そうか、分かった。それでどうするんだ?今後。
ようこはどうしたいんだ?

はい。許されるなら、私は自分が妄想して来た自分になってみたい。
夫を愛しているという気持ちと、それは私の中で両方あるんです。
それに気付き、体験させて頂きました。それを夫に素直に伝える事が出来ました。

私も本当は、いわゆる爛れたセックスに浸ってみたいです。

ようこと一緒に、だな。

そうです、その通りです。そしてようこを大切にしたいんです。

その展開には驚きでしたが、二人の気持ちは良く理解出来ました。
午前中の純子とのセックスを思い出しました。
純子と生きて行くならば、ああいう風に純子を抱き続けたい。

愛おしい気持ちと激しい気持ちが共存する。
愛というのは綺麗な言葉だけじゃ足りない、執着とか独占といったドロドロした物を認めて初めて素直になれることを知りました。人間とは不器用な生き物ですね。

ようこが丹下夫人の世話になる事、真木さんも丹下夫人が面倒を見る事が決まりました。
真木さんもあの異常な興奮を認めたのでした。

で、最後に僕から結婚の意志を誓った事を皆さんに伝え、その週末はお開きになったのでした。
文章力が無くて、なんだか薄っぺらい内容になってしまいました。すいません。

そして僕達は真木さんの相談相手になっていくのも自然な流れでした。

[Res: 68914] 最愛の純子、2 一直線 投稿日:2011/07/14 (木) 00:41
画像投稿は適当に削除しますので、ご理解下さい。
それから大変申し訳ありませんが、ここでお相手を探す事は夫婦共々期待しておりませんのでご了承下さい。

別荘の週末から三ヶ月程経って、ようこから連絡がありました。
僕は純子を誘うか迷いましたが、二人で会いたいと言われて純子に連絡だけして待ち合わせ場所に向かいました。
純子の返事はごゆっくりどうぞでした(苦笑)。

上野の聚落前で待ち合わせました。定時でさっさと上がり、地下鉄で向かいました。
季節は夏、でも心地いい夕方だったのを覚えてます。

タバコを一本吸い終わるかどうかのタイミング。
タクシーが止まり、一人の女性が降りました。
上品な紫のソフトコンシャスで胸から肩から露出するワンピース。
圧倒的な存在感をまとったようこでした。

お腹へっちゃった。今日はねお客さんが四本、ひっきりなしだったの。

台詞と美しい笑顔で僕はあがってしまいます。僕を見つめる瞳は深く、吸い込まれる様でした。
僕も子供の頃に好きだったファミレスの走りなレストラン。
妙に盛り上がるようこにますます緊張しました。

ようこは丹下夫人の紹介で高級とされるソープランドに平日限定で入店していました。
既に二ヶ月以上経っていて、150本位のお仕事をしたそうです。裏を返す客も多く、ようこは予約で沢山なのと嬉しそうに笑う。

ざっとようこの話をまとめます。

入店を決めた事を丹下夫人に連絡すると、直ぐに段取りが整えられてエステや美容院を紹介されました。
同時にお店を紹介されて、数日後には面接。当然の即決。
直ぐに責任者の人と講習。話を聞くとそれは味見の様でした。

個室に入ると支配人がどっかりとベッドに座り、入り口にたたずむようこを上から下まで舐める様に眺める。
ようこは余程印象的だったようでその瞬間を強調していました。

中学生の頃から読んでいた月刊の官能小説の世界。ずっと抱いて来た妄想に目眩がしたそうです。
下着姿にされて即尺の指示。ぎこちなくベルトを外し、下着をずらすと20センチを超える立派なペニス。
指示されるままに必死でフェラチオをし、したまま下着を脱ぐ様に指示されて全裸に。
そこからクンニやら69やら、気づいたら挿入。

別荘以来、真木さんとのセックスでも徐々にイク様になったけど、やっぱり女性のプロのセックスは違う。
何をどうされたのかさっぱり覚えていないまま、最後はたっぷりと中だし。

貴女はNSでは売らない様にと言われてますから店ではスキン嬢でだしますがね、この仕事はこういうモノです。

息も絶え絶え、痙攣が止まらない状態でそんなような事を言われたそうです。
NSの件は丹下夫人もそうするべきだと言ってくれていたので心配はしていなかったけど、当然覚悟と準備はしていたそうです。初めて一人で知らない男性に中だしをされた瞬間、泡嬢になった実感に言葉にできない興奮を覚えた。

マットの講習も無く、そのまま二本の客が付き、終わった時にはまっすぐ歩けない程腰砕けだった。
一本が120分の店です。殆ど五時間近くイカされ続けた。
流れも何もあったもんじゃなく、客に導かれるままに。
その客達は全て生中だったそうです。この客が仕込みだと知ったのは、後から入った新人の話を聞いてから。

指定された医院での検査も終え、それから店の宣伝もあり毎日4~5本の指名。
先輩嬢からの指導も始まり、無我夢中で仕事を繰り返す日々。

帰宅すれば夫の激しい情欲と質問攻撃。一日の半分をセックス漬けの日々。
自分のカラダに変化が現れたのは数週間後。カラダが締まり、エステや美容院の効果なのか不思議な程に雰囲気も変わり始め。お客に見られることを意識し始めると姿勢や振る舞いも変わり。

仕事の段取りをこなせる様になるのと同じく、お客との会話を楽しむ余裕も生まれ。
とにかく一生懸命に尽くす事を続けていると、お客の嗜好も覚え、それと同時に引き出しも増え始めたそうです。
店もようこを大切に扱ってくれることを感じ、触れ合う程に店に通うのが楽しくなって。
(お店が嬢をお姫様扱いするのは当然でした...)

余談ですがソープのお仕事は銀座のクラブ並の会話術や身だしなみ、振る舞いが必要なそうです。
性技ばかりに目が行きますが、お客が楽しむのは店に向かい、待合室で過ごし、嬢が迎えに来て部屋へ向かう。それから時間を買った女性と望む様に過ごす。この望む様にというのが人それぞれで、調教的だったり、疑似恋愛を望んだり。

高級娼婦と呼ばれる芸能人がいますが、ヨーロッパでは宮廷娼婦という人達が政治を動かした程に、高いオンナであることをソープでは望まれる。セクシーだったりエロいだけではお客を相手しきれない。

ようこが別人の様に美しくなったのはそういう要素の融合だったのでしょう。
いろんなオンナを望まれ、それに応えるOJTを彼女はスポンジの水の様にこなしたんでしょう。

丹下さんが言っていた言葉を思い出しました。

セックスはな儀式なんだよ。だから日常から非日常に切り替えるスイッチが必要。そのスイッチを持つ人間の事を集中力があるって言うんだよ。望まれた役にあっという間に切り替わりのめり込む。俺の世界で言えば優れた音楽家は皆そういうスイッチを持っていたよ。さらけ出す。これ程怖い事は無い。しかしさらけ出さないと人様には伝わらない。演出家が役者をなぶるのとセックスでオンナを追い込むのは似た様なもんだな(笑)最たるもんがSMだろう。あれはオトコの技量と度量で決まるんだよ。間抜けな奴が相手じゃオンナが素直に従うわけないじゃないか。身も心も裸になって穴の奥まで晒すはずないじゃないか。

[Res: 68914] Re: 最愛の純子、2 たくみ 投稿日:2011/07/14 (木) 20:49
ずらっと拝見させていただきました。
なかなか興味深く、そして官能的でもあり参考になります。
おのおの、身をおいている世界の中しか知らないわけですが
こういった世界もありと、思いますよ。
続き、楽しみにしています