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[50857] 出張先の妻はE 飯坂 投稿日:2010/04/12 (月) 19:20 園部は新潟でのプレゼンの後、妻と居酒屋で酒を飲み、そのままホテルの自分の部屋へ連れ込んで関係を迫ったことを自白した。しかし、結果は僕が心配していたものではなく、妻はそれをしっかり断り何事もなく東京へ帰ってきたのであった。 妻から許しはもらっている園部の行為は、僕自身としては決して許せるものではなかったが、なんとなく釈然としないこの思いはいったい何故なのだろう。 (出張先で同僚に口説かれる・・・『一晩だけ思い出を作りたい』と妻に言った園部の言葉は明らかに性交渉を意味している。そのような事がいつの間にか本社ではまかり通るようになっていたのか?妻は何故このことを僕に言わないんだ?・・・・言わないのではなく言えないのか?・・・やはり僕に対して後ろめたい何らかの事情があって?・・・・) やはりこれで終わりに出来るような問題ではないのだ。 「よし、話はわかった。でも最後に一つだけ質問させてくれ。君はこの前の出張の時、なぜ妻を口説こうと思ったんだ?」 「そ、それは、さっきも言ったように酔ってまして・・・それにご主人の目の前で大変失礼ですが、白幡さんがとても魅力的だったので・・・・つい・・・・すみませんでした・・・」 そう言って園部は僕に頭を下げた。 「それだけか?」 「えっ?それだけって?」 「亜季なら簡単に落とせると思ってたんじゃないのか?」 「そ、そんなことありませんよ。白幡さんは会社でもとても身持ちが堅くて有名ですし、それより人の奥さんですから・・・・でも、何故そんな風に思うのですか?」 僕はこれまで園部という男の声を聴いていて、あの時のトイレに入ってきた男の声と非常によく似ていると感じていた。いちかばちかの賭けに出た。 「数ヶ月前に本社のトイレの中で、君が友人に『白幡さんは出張の時ならやれる』と言っていたのを偶然そのトイレの個室の中で聞いてしまってね」 「えっ・・・・」 みるみる園部の顔色が変わっていった。(ビンゴ!) 「今回の君のセクハラ的行為は、妻も僕も問題にするつもりはない。ただ、あの時の話の真相を僕に話してくれることが条件だが」 「そ、それは・・・・・・・」 園部はそのまま黙り込んでしまった。 「・・・君がそういう態度なら、今回の君のセクハラ的行為を社内のハラスメント調査委員会へ告発する。いいね」 僕はこの時とばかりに強い口調で園部に言い放った。 「わ、わかりました・・・そのかわり、私が言ったということは誰にも言わないでください」 「ああ、約束しよう」 [Res: 50857] Re: 出張先の妻はE リロンテ 投稿日:2010/04/12 (月) 20:03 くー・・・続きが気になる・・・
[Res: 50857] Re: 出張先の妻はE ポポロ 投稿日:2010/04/12 (月) 22:34 どんな話しが出てくるのでしょう・・
気になります。 何か 白から黒に変わっていくのでしょうか [Res: 50857] Re: 出張先の妻はE りょう 投稿日:2010/04/13 (火) 05:48 トイレの話の真実が出てきそうだね。奥さんの本当の相手は誰?
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