掲示板に戻る / 戻る
過去ログ[59]

過去ログ:
ワード検索: 条件: 表示:
※探している投稿記事が見つからない場合は「過去ログ」のページを変更して再度検索してみてください
検索結果:2


[44570] 家庭訪問・3 公務員 投稿日:2009/08/12 (水) 11:02
 ある夜のことです。私は妻に晩酌をしてもらっていました。妻は細い腕を伸ばしてビールを注いでくれます。開いた胸元から、豊満な谷間が揺れています。この自慢の私の妻の肉体が、夫の私だけのものじゃないという現実に、ビールを口に運ぶピッチが早くなっていきます。
 妻と息子の担任教師との関係は、あの時私が目撃した時だけなのか?それ以前からか?いやそもそもまだ続いているのか?

 「あなた、飲み過ぎよ」
 「いいじゃないか」
 「駄目よ」

 妻がビール瓶を引き上げました。私は強く言えないのです。私は妻に惚れきっていました。しかもその気持ちは、あの目撃、妻が担任教師と家庭訪問中に交わり合っている、あの目撃以来ますます強まっているのです。私は妻を愛しています。流しに立って洗い物をしている妻の後ろ姿を見て、はっきりそう誓える。あのぷりぷりしたお尻。私のものだ。しかしあの男は、あの肉付きのいいお尻を突きまくっていた。
 私は、さりげなく切り出しました。

 「健太はどうだ?け、剣道のほう」
 「ええ、頑張っているわ。あ、そうそう、今度ね、昇給審査というのがあるの」
 「昇給審査?」
 「ええ。張り切ってるは、あの子」

 ビールで潤しているはずの喉が、乾いていくのを覚えています。これはチャンスなのだと、その時思いました。
 「そ、それは、い、いつ?いつやるんだい?」
 「今度の土曜日よ。学校の体育館でね。親御さんも見に行っていいのよ。あなた、その日休みなのよね」

 振り返った妻に、
 「いや、今度の土曜日は、仕事なんだよ。A市の現場に行かなくてはならないんだ」
 と、嘘をつきました。

 「そう、頑張ってくださいね、あなた。公務員といっても、あなたの所は土日出勤が時々あるから・・・」
 妻は心配そうにそう言います。そう、私が勤める課は、休みの日も出なければいけない時がある。一般の会社の営業まがいの事もやらなければならない時がある。私は外に出ることが多いのだ。
 妻は私の言ったことを信用しているだろう。



 土曜日。私は、健太が通う学校の校門から少し離れたところに、車を止めていました。この車はわざわざレンタカーで借りたのだ。服装も、普段着慣れない作業着を着て帽子をかぶっている。慣れない変装をしている自分が腹ただしかったのを覚えています。
 校門には、女性たちが入っていっている。きっと、妻が言った、親御さんたちだろう。男親も何人かいて、ほっとしました。そして、妻が歩いてきました。

 妻は、黒のノースリーブから、白い細い腕を出していました。茶色の膝上のスカートをはいて、すらりと細い下肢にハイヒールを履いている。妻は、他の母親と比べて、美しかった。その妻の露出された肌を見て、ムラムラとしてきました。一人の男親が妻の姿を追っていました。妻は美しい。
 私は、車から降りました。

 体育館には、子供の親たちが、数十人入り込んでいて、熱気がこもっていました。いやその熱気は子供たちから出されるものだったのでしょう。面と竹刀を脇において、正座をした子供たち。その正面に、長机があって、指導者らしい男性が数人座っている。女性の指導者もいる。私は、その中の一人の男に目を凝らしました。

[Res: 44570] Re: 家庭訪問・3 あらた 投稿日:2009/08/12 (水) 11:11
投稿復活ありがとうございます!ドキドキしますね。続きを楽しみにしています。