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[44389] すべてはあの電話からC 辰巳 投稿日:2009/08/06 (木) 00:32 私は、眠れずにベッドに横たわっていた。
23:00を過ぎた頃、突然、私の携帯電話が鳴った。着信は、キャッシーだった。 こんな時間に、キャッシーがなんで・・・しかも、このタイミング・・・? 一呼吸おいて電話に出た。 「辰巳!直美から聞いちゃったの?」 「聞いたって?」私はとぼけた。 「なに、落ち着いてるの・・・って、落ち着いててよかった。」 「・・・」 「さっき、直美から電話があって辰巳に話したって・・・」 「ああ・・・聞いたよ」やぶ蛇になってはいけないと思い話をはぐらかした。 「お願い、直美を見捨てないでね。直美が愛してるのは本当に本当に辰巳なんだから・・・ね」 「当たり前じゃないか。オレにとって直美は何よりも大切なものだよ。見捨てるわけ無いじゃないか。」 「よかった・・・本当だよ。ぜったい、辰巳が離しちゃったら直美・・・大変なことになっちゃうんだから・・・辰巳だけが直美のこと助けられるんだから・・・」 (助けられるって、何大げさなんだ)と思いながらも、 「ああ、分かってるよ。大丈夫だよ。」 「それならいいや。こっちにはいつ帰ってくるの?」 「今日が6月13日だから15日の夕方かな?」 「3日後ね。わかった。話しておいた方がいいって思うことがあるから、こっちについたら連絡ちょうだい。絶対ね。」 (やっぱり、ボブがらみだったんだ・・・キャッシーがこんなに焦るなんて・・・) 「何か知ってるのか?」 「・・・とにかく、こっちについたら連絡ちょうだいね。」 「わかったよ。ありがとう。」 「うん、突然電話しちゃってごめんね。」 「いいよ。おやすみ。」 「おやすみ」 携帯を閉じると私はまた、ベッドに横になった。 直美が他の男に抱かれるってどんなふうに抱かれるんだろう。 セックスが上手な男って、どんなセックスをするんだろう・・・。 私は、妙な興奮を覚えていた。そうしながらも、いつの間にか眠ってしまったんだろうか。 突然の電話の音で私はおこされた。 寝ぼけながら電話に出ると、直美の声だった。 「もしもし・・・・・・」最初の声が聞こえたかと思ったらしばらく声がとぎれてしまった。 「どうしたんだ?」 少し間が空いて、「ごめんね。ごめんね・・・あ・・・うん・・・ごめん。」 「どうしたんだ。もう、いいって言っただろう。」 「・・・う・・うん・・・ごめんね。」泣き出しそうな、とぎれの声だった。 「オレを愛してるんだろ。」 「う・・・うん・・・・愛してる。愛してるよ。」 「じゃ、15日な」 「う・・うん・うん・うん・・・・・うん」 「おやすみ」 「・・・」突然、電話は切れた。 「なんなんだ・・・」と思いつつ、私は、眠い目をこすり、再び布団に潜り込んで眠った。 次の朝、いつものように「おはよう」の電話をかけた。 直美と私は、多少気恥ずかしかったが、いつものように朝の挨拶と何気ない会話をした。 私は、ちょっと意地悪してやろうと、昨日の2度目の電話のことを持ち出した。 「2度目の電話は直美変だったぞ。」 「・・・そうかな・・・」 「そうさ。声はうわずってるし・・・なんだったんだ?」 「・・・よく覚えてない・・・」 「ごめんねって何度も言ってたよ。」 「なんか、突然謝りたくなっちゃったのかも・・・もう、寝ぼけてたからよく分からない。」 「いやいや、ごめんごめん。もう言わないよ。じゃまた、夜電話するね。」 「うん、待ってる。愛してるからね。」 「オレもだよ」 そんな、朝が3回きて15日、やっと旅先での仕事が片づいた。 昼過ぎの飛行機に乗る前に、直美に電話を入れたが、留守番電話だった。 キャッシーと話があるとは言えなかったので、留守番電話には、ちょっと会社に寄ってから帰ると小さな嘘のメッセージを入れた。 そして、キャッシーに電話をすると、 「辰巳!待ってたよ・・・ねえ、家に帰る前に私のマンションによってね。」 「ああ、いいよ。空港からだから、家に帰る前によれるよ。」 「何時頃になる?」 「14時34分の飛行機だから、そっちにつくのは16時○○分・・・5時過ぎ頃には行かれると思うよ。」 「わかった。じゃ私も今日は早く帰る。先についたら待っててね。絶対だからね。」 「(なに、焦ってるんだ)そうするよ。」 「うん、じゃあ、後で」そう言って電話は切れた。 飛行機の座席にすわり・・・話って何なんだろう・・・話の内容を想像しつつ、いつの間にか眠りについていた。 [Res: 44389] Re: すべてはあの電話からC ゆき 投稿日:2009/08/06 (木) 02:11 いつも、待ち遠しく読んでいます。
続きが気になります。 ハラハラドキドキでたまりません! [Res: 44389] Re: すべてはあの電話からC 辰巳 投稿日:2009/08/06 (木) 02:35 キャッシーのマンションに着いたのは、5時を少し回ったぐらいの時間だった。
キャッシーはすでに帰っていた。ドアが開き、キャッシーが顔を出す。 「時間通りね。さすが。どうぞ入って。」 そう言われて、足元を見ると・・・大きな男物の靴が・・・。 (ボブだ)私は、直感した。 (やはり、直美が寝た男というのはボブだったんだ。) それまでのもやもやが一気に晴れた気がした。 「あ、誰か来てるの?」私はとぼけて聞いた。 「うん、ボブに来てもらったの。」 (来てもらった・・・変な言い方するなぁ) そう思いながらも、キャッシーに案内されてリビングに向かった。 リビングの大きなソファーにはボブがどっかりと腰をかけている。 「Oh!タツミ!久しぶりデス。」と妙に明るくボブは私に声をかけてきた。 それには、さすがの私も腹が立った。 なんだ、この男、人の女に手を出しといてこの態度はないだろう・・・思わず 「ボブ!ふざけるのもいい加減にしろ!」大きな声を出していた。 ボブは・・・キョトンとし「What?」と短く答えた。 私は、さらに腹が立ち、ボブにつかみかかりそうになった。 ボブも立ち上がって身構えた。 その様子を見て、あわてたのがキャッシーだ。 「ちょっと、辰巳!なに勘違いしてるの!ボブも落ち着いて!」ボブと私の間に割って入った。 「えっ?なにって?」今度は私がキョトンとしてしまった。 「もしかして、直美からなんにも聞いていないんだ。」 「いや、他の男と寝たって・・・」 「うん、そうだけど・・・ボブじゃないよ。」 「へ・・・だって・・・あの雨の日」 「も〜う、あの日は本当になんにもなかったんだって、やっぱり来てもらってよかった。すっごい勘違いしてるよ」 「は・・・ああ」私はまたも何が何だか分からなくなってしまった。 「じゃ、なんでボブがここに?」 「辰巳がもし普通の状態じゃなかったらボブも一緒に行ってもらおうと思ったの。私じゃとても止められないし、ボブなら体力で辰巳を押さえられるかと思って来てもらったの。」 「じゃ・・・直美の相手っていうのは?」 「そう、そのことで寄ってもらったの。まあ、すわって・・・。」 私が腰掛けると、キャッシー冷蔵庫からミネラルウォーターを持ってきて飲むようにすすめた。私が一口飲むと 「う〜ん、、まずは私が謝らなきゃいけないかも・・・あの男にあわせたのは私だし、からかい半分にたきつけたのは私かもしれないから・・・まさか、あんなとんでもない男だとは思わなかったの。」 「その男って、誰なんだ。教えてくれ。オレが知ってる男か?」 「・・・いや、あったことはあるけど知ってるってほどじゃないかな・・・」 「そうか・・・名前ぐらいは知ってるのかな?」 「覚えてるかなぁ 須賀って男の人」 「・・・須賀?だれだ?」私は名前を聞いても、その男のことをすぐには思い出すことができなかった。 「ウチの会社にいたスガです。」ボブが口を出した。 「そう、ボブの下に派遣されてた男よ」 「それじゃ、私は知らないな・・・」 「一度だけあったことがあるよ。その男と」 「どこで?」 「辰巳の家で・・・」 「?」 「あの雨の日・・・」 そこまで聞いて初めて思い出した。 「あっ、あの男!ボブが呼んだ!」 「スミマセンでした。ワタシがあんなことしなければ・・・」ボブが大きな体を縮めて謝った。 あの男か・・・顔は思い出せない・・・かなりちんけな男だった。 ただ・・・あの・・・キャッシーが彼のズボンとブリーフをおろした瞬間だけが鮮明に思い出された。 頭の中に「なぜ」が飛び交い、私は、言葉が出なかった。 「あの男、とんでもない男だったの。」 「ヒモ?っていのかな?ジゴロ・・・なんかいい言葉が見つからないんだけど・・・」と話始めた。 キャッシーの話によると、須賀という男は女に働かせて、それで食べているような男らしい。 その働かせ方も・・・自分と寝た女を他の男に抱かせて、金を貢がせる・・・そう言う男だ。 「じゃ、直美も・・・」私は動揺を隠せなかった。 「直美は、まだ大丈夫よ。辰巳を愛してるって言う気持ちが強いから、あの男の言いなりにはなってない。だから、絶対に離さないで言ったの。辰巳が離したら、直美ホントにどうなっちゃうか分からないんだからね。辰巳だけが頼りなんだから」 「ハイ、ウチの会社でも、二人あの男のために会社ヤメマシタ。アノ男と関係を持ったオンナノコです。ソレデ、アノ男も会社ヤメサセラレマシタ。」 「どうも、そうみたいなの・・・派遣先でこれって目星を付けた女に売りをさせるのが、あのおとこらしいの。」 私は、その話を呆然と聞いていた。 で、最初に聞いた質問は何とも間抜けなものだった。 「でも、なんで、キャッシーは、直美があの男と関係をも持ったって知ったの?」 しかし、にわかにそんな話を信じられなかった私は、こう聞くしかなかった。 作り話だと、思いたかったのかもしれない。 「話さなきゃいけない?」 「ああ、教えてくれ」 「・・・・」 キャッシーは、しばらく答えなかったが、ミネラルウォーターを一口口に含んでから話し始めた。 「見ちゃったの・・・あの男と直美が・・・」 「直美が?」 「・・・してるところを・・・」 「え」 さらなる衝撃が私を襲った。 [Res: 44389] Re: すべてはあの電話からC ゆき 投稿日:2009/08/07 (金) 00:33 続きお願いします
[Res: 44389] Re: すべてはあの電話からC 辰巳 投稿日:2009/08/07 (金) 02:54 「話さなかった方がよかったのかなぁ」
「いや、話してくれてよかった。知る事はつらいが、知らずにいることはもっとつらい。知った上でどうするか自分で決めたいんだ。何もかも、頼む話してくれ」 「・・・うん、じゃあ」 そう言って、キャッシーその時のことを話し始めた。 それは、クリスマスが近くなった頃だったという。 その前から、直美は時々仕事を休むことが多くなっていたそうだ。もちろん、私はそんなことは全く知らなかった。直美が体調を崩して仕事を休んだなんて事は聞いたこともない。最初の頃は、一ヶ月に2,3回、だんだんい回数が増え、週に1回となり、多い時には週に2回休むこともあったそうだ。直美の派遣契約は、期間契約ではなく出勤日数で計算されているので連絡さえすれば特に支障はないものだった。 ところが、その日、直美は何の連絡もなく休んだ・・・しかも、2日続けて・・・。 自宅に電話しても誰もでない。私と私の会社に連絡したらしいが、その時には、私は出張中だったため連絡がつかなかったらしい。 そこで、上司は、心配してキャッシーに様子を見てくるように指示したらしい。もちろん注意の意味もあるが、なにか事件にでも関わっていたら・・・と考えたらしい。 万が一と言うことで、キャッシーだけでなくボブの二人が、私の家を訪れた。 最初、ボブは駐車場で待ち、キャッシーだけがチャイムを鳴らした。何度かならしたが応答がない。 不安になったキャッシーがドアのノブに手をかけると、 カチャ・・・鍵がかかっていなかったそうだ。 胸騒ぎを感じたキャッシーは、ドアを開け中に入った。 その時、奥の部屋から聞こえていたのは、 「あ・・・うん・・・あ〜ん・・・あぁ・・・ぐぁく・・・」と言う女性のうめき声と言うかうなり声というか何とも言えないものだった。 まさか、何かあったのでは!あせったキャッシーはボブを呼びにいくのも忘れ、奥の部屋に向かった。 どうやら、寝室の方から聞こえるらしい。寝室に近づくにつれ、女性の声は次第に大きくなった。 そして、寝室のドアを開け・・・そこで見たものは・・・。 ベッドの上には、全裸の女性が四つんばいになりぐしゃぐしゃになったシーツを握りしめ、大きなヒップを高く上げていた。そして、その女性の腰を押さえるようにして、全裸の男が腰をそのヒップめがけて強く打ち付けていたのだ。 そして、その男は・・・私ではなかった。 あの、須賀という男の顔がそこにあった。 女性の顔は、キャッシーの方を向いていたが、目はうつろ・・・口からはよだれがたれ・・・ 「あッ…いくぅ…ぅ…んん…!」 「ひぃ…やぁ…あ…ああッ…」 うめき声とも叫び声ともつかない声を発していた。 「直美!何してるの!」キャッシーは思わず声をかけた。 「ん…んぅ〜ん…は…ぅあ…ん…」 直美は、すこしキャッシーの方に顔を向けたが、その声には応えず、一段と大きな喘ぎ声をあげ、髪を振り乱しながら悶えるだけだった。 須賀は、キャッシーの方を見ると人差し指を口にあて、続いてその人差し指でキャッシーを指さし、そこで止まれというような合図をした。 その、強い視線にキャッシーなぜか動けなくなった。 その後も、キャッシーの目の前で男と女の行為は続いた。 そしてついに、 「あッ…いッ…いいッ…も…う…あッ…あああぁッ…」 直美はひときわ大きな喘ぎをあげながら全身をガクガクと震わせ絶頂に達したかと思うと、ベッドに崩れ落ち動かなくなった。 須賀は、そんな直美からゆっくりと自分の腰を離した。 須賀の股間には、その体とは対照的に驚くほど太く長いものが生えていた。 キャッシーはその股間の巨大なものから目が離せなくなっていた。 柔らかの時のものは一度見ている・・・それが・・・今、ビクビクと脈打っている。 確実に、ボブよりも一回り大きく、先端の部分は大きく張り出し・・・・。 須賀は、その巨大なものをぶらぶらさせながら、キャッシーの目を見つめたままゆっくりと近づいてきた。 キャッシーは動けなかった。自分よりも小柄な男に睨まれたまま何もできない。 須賀右手の指が、キャッシーの首筋にゆっくりとふれてくる。何とも言えない心地よさがキャッシーをおそった。全身の力が抜けていく。須賀の唇が耳元に近づいたとき 「・・・ん」思わず声が出てしまった。 須賀は、右手で首筋から胸元をゆっくり触りながら、左手でキャッシーの手を持ち、股間のものへと導いた。 キャッシーは、導かれるまま須賀の股間に生えている凶悪なモノを握りしめていた。それは、指が回らないほどの太さと焼けるような熱さ、そして、堅さを持っているまさに凶器だった。 須賀の、右手はゆっくりとキャッシーの胸をもみ、キャッシーの手は、知らず知らずのうちに須賀のモノをしごき始めていた。 もちろん、キャッシーはそれを望んでいたわけではなかった。しかし、体が自然に反応してしまう。 その時、「SOTP!」後ろで大きな声が聞こえた。 キャッシーは我に返って後ろを振り返った。 そこに、仁王立ちしていたのは駐車場で待っていたはずのボブだ! さすがに、この大男の出現には須賀も驚いたようで、キャッシーから離れた。 「Go Out!」ボブの鬼のような形相と声で、須賀は、あわてて着る物を来てキャッシーたちの脇を抜け玄関から飛び出していった。 [Res: 44389] Re: すべてはあの電話からC ポポロ 投稿日:2009/08/07 (金) 07:57 奥さんはどうなってしまったのでしょう。
この後 辰巳さんは 奥さんとどのように会うのか、続きが楽しみです。 [Res: 44389] Re: すべてはあの電話からC もっこりん 投稿日:2009/08/07 (金) 09:10 いいぞーボブ〜!
[Res: 44389] Re: すべてはあの電話からC チョロ 投稿日:2009/08/07 (金) 17:37 俄然、盛り上がってきましたね!(失礼)それで奥さんは、どうなったのでしょうか?一旦、憶え込まされた巨根男のセックスの奴隷になったら、どうやってその中毒から抜けだすのやら。
[Res: 44389] Re: すべてはあの電話からC ぶー 投稿日:2009/08/08 (土) 07:58 奥様とキャッシーと須賀の3pを期待します。
[Res: 44389] Re: すべてはあの電話からC ちびた 投稿日:2009/08/10 (月) 21:18 スレもお盆休みですかねぇ。
早く続きが読みたいです。首を長くして待ってます。宜しくです。 |