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[37545] 他人のものへ…8 高田 投稿日:2008/12/13 (土) 11:09
私の手を握る妻の手が、さらに力を入れました。
爪が食い込む程に、思わず振りほどいてしまいそうなほどに握って来ました。
小谷が妻の体を突く度にその痛みも強くなります。
小谷はゆっくり…ゆっくりと、
妻の体の中に出入りしていました。
妻が私の存在を意識しているのはわかりました。
耐えに耐えて、声を出さないように、唇を噛み締めています。
私はそんな妻の健気さに罪悪感と、厭らしい興奮を感じずにはいられませんでした。

少しずつ、小谷は妻の体に慣れてきたのか…
挿入する角度や強さを微妙に変えてきました。
妻はそのたびに不意を突かれたように、
「うぁっ…あっ…やっ…」
と声を漏らします。

私のペニスは完全に勃起しすぐにでも妻の口を責め、
3Pに持ち込むのも悪くないんじゃないかと考えていました。

しかし、他人がいるという状況は初めての自分です。
どう3Pに持ち込めばいいのか戸惑い、
さらにせっかくの展開を壊してしまうかも知れない、
そんな思いで妻を見つめるしか出来ませんでした。

室温はそれほど高くなかったはずですが、
小谷は玉のような汗を額に浮かべ、
妻の方は汗ばんだ首筋に長い黒髪が絡み付き、
それが異様なほど艶っぽさを演出していました。

乱れた妻の黒髪…

汗で濡れ光り紅く染まった裸体…

私以外の男性と繋がり、
否応なしに快楽の声を漏らさせられる妻…

そんな情景を見つめているうちに、
私の頭の中は真っ白になってしまいました。

いつのまにか妻の手を離し、少し距離を置いて呆然とする自分。

ただペニスだけはいつになっても縮むことなく、
トランクスの中で屹立していました。

握る手を無くした妻は代わりにシーツを握り締め、
小谷の責めを受け耐えています。

この状況になっても、
やはり私の前で快楽に溺れ切る踏ん切りはつかないのか、
歯を食い縛るようにして、なんとか喘ぎ声を抑えていました。


どれだけ時間が経ったのか、
妻を突くスピードは早くなり、
小谷の吐息も激しくなってきました。


「もういきそうだ…」
息を切らしながら小谷が囁きました。

妻は目を瞑り歯を食い縛ったまま…
激しくなった小谷の動きに、
人形のように体を揺さぶられています。

小谷が妻の背中と首筋に腕を回し、
抱き締める格好になりました。


「うっ…」

小谷は小さく呻くような声を出し、
最後にゆっくりと腰を沈め動きを止めました。

尻の筋肉が微妙に動いている様子が見え、
コンドーム越しではありましたが、
まさに妻の体内で射精している瞬間がわかりました。
小谷は大きく息を整えながら妻を抱き締め続けています。

シーツを握り締めていた妻の手も、
小谷の背中に回っていました。


こうして、私にとって初めての、
妻を他人に抱かせる行為…
妻にとっては初めての夫以外との交わりが終わりました。

[Res: 37545] Re: 他人のものへ…8 浜崎 投稿日:2008/12/13 (土) 16:52
妻に体験させたい私にとっては、凄く参考になりまた、刺激になります。続きが気になります。
よろしくお願いします。

[Res: 37545] Re: 他人のものへ…8 プロレスラー 投稿日:2009/01/19 (月) 23:46
高田様、感想が遅れてしまってすみません。
ご夫婦の体験談、本当に興奮して読ませて頂きました。ありがとうございました。
そしてこの先のことも、気になって仕方がありません。

ぜひぜひ近いうちに続きをお聞かせ頂きたく、お願い致します。