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[35890] 夏のきっかけ(13) いわし雲 投稿日:2008/10/21 (火) 00:14
友人とのこうしたメールでのやりとりを続けながら、
9月の間にユキは2度ほど、友人とラブホテルに行きました。

私は友人との行為のあとのひょうひょうとしたユキの態度に、
別に不安があるわけでもありませんでしたが、
冷やかにも『こういう隠し事ができる女なんだな』なんて思ってました。
私も勝手なものです。

この頃は、友人も早く裕子の相手をしてほしいようでしたが、
今は流れが出来たこちらの方が先決になっていました。

10月上旬、私は出張に行きました。
だいたい、出張は2、3か月に1度くらいのペースです。
木曜から2泊3日で関東方面でした。
 
木曜午後に移動、金曜日は終日仕事、金曜夜に現地で飲んで、土曜昼過ぎに帰ってくる
予定でした。
出張の目的は客先ではなく、会社の支社間の打ち合せです。

私は出張中も妻、ユキの心理状況を考えていました。
おそらく友人に連絡を取るだろうと思ってました。
ですが、友人から私への連絡もなく、今回は気がのらなかったのかと思っていました。


偶然とは残酷なことをしてしまうものです。

私は上司と2人で関東に行っていましたが、
出張先での打ち合せはうまくいきませんでした。
この同行していた上司と出張先の責任者とが、言い争いとなってお互い譲らず、
予定より早い金曜の15時過ぎに打ち合わせが中断してしまったのです。

結局、現地での親睦会は中止となりました。
「新幹線の中で飲みながら帰ろう」という上司の提案に逆らえるはずもなく、
予定より早く帰宅することとなりました。

初日に宿泊していたホテルの精算などもあったのでちょっとバタバタしましたが、
うまく早い時間の新幹線に乗れることができました。
私も座席にすわってようやく落ち着きました。

ホームの売店で買った缶ビールで早速乾杯しました。
私と上司は静かに飲んでいたつもりでしたが、結構騒いでいたのかもしれません。
大阪を過ぎたあたりで上司が寝入ってしまうと、列車の中が急に静かになったような
気がしました。
私もいつの間にか寝入ったようです。

上司に起こされ、気がつくともう駅につく直前でした。
新幹線の到着駅で上司と別れ、酔いが醒めない状態で在来線に乗って帰宅しました。

23時前でしたが、タクシーの窓から見えた2階の寝室と子供部屋の照明は消えていました。
ですが、降りる前に家の駐車場前に停まっている友人の車に気がつきました。

家に近づくと、リビングにはカーテン越しに薄暗い照明がついていることがわかります。
急に心音が高鳴ります。
ユキはまだしも、友人からの連絡もなかったので、裏切られたような心境にもなり、
この場に行ってはいけないような、気がして家に入ることをためらいました。

ですが、まだ残っている酔いが私を適当な人間にさせてくれます。
『まあ、どうでもいいか』という気持ちと『びっくりさせてやれ』という気持ちが
同時に生まれ、静かに家に入ることにしました。

[Res: 35890] Re: 夏のきっかけ(13) いわし雲 投稿日:2008/10/21 (火) 00:16
私もうっかりしていましたが、ユキは戸じまりの時にいつもチェーンをかけます。
玄関の鍵を開けようとした時に、このことを思い出してしまいました。

静かに鍵を回して戸を開けようとしましたが、やはりチェーンが掛けられています。
その時に、暗い玄関のチェーンの隙間から、私の物ではない男物の靴が見えました。
玄関をそっとしめて、キッチン側の裏口から家に入りました。

家の中にはいるとリビングは薄明かりです。
どこにいるのかを探すまでもありません。
リビング横にある和室のふすまから人の気配が、あの独特の雰囲気が伝わっています。
『子供が寝ている家でお前ら何を考えている!』と怒りさえ込みあげてきます。

荷物はそっとリビングに置いて、閉められたふすまの前に立ちます。

ドンッドンッドンッドンッ   ドンッドンッ と腰を打ちつける音、
吐息か声か判断つかないような女の声。

しばらくその様子を聞いています。
何を言っているのか分かりませんが、たまに聞こえる友人の低い声。

「アッ・・・・・ハッ・・・・」
                途切れ途切れに聞こえる女の声。

ふすまに手をかけて、ゆっくりと開けようとしましたが、ゴトッと音がしてしまいました。

「わっ!!」、「キャッ!!」と驚く男女の声がして、バタバタッと音がすると同時に
重なっていた男女の体が離れました。

私は「何をしてるんだ?」と言うつもりでしたが、何も言えませんでした。

和室は真っ暗でした。
リビングの薄明かりが、私の背中を通って、和室の中を照らしています。

部屋の隅にはそれぞれの脱いだ服が置いてありました。
和室にの中央にはひと組の布団が敷いてありました。

その布団に体を隠しながらこちらを向いて座っている男と女。

私の顔を気まずそうにちらちら見上げている友人、、、うなだれて下を向いたままのユキ、、、

その横に、服であわてて裸を隠しながら座っている女、、、、、、、、裕子、、、

そして、私は気づいていました。
裕子が体を隠している服の中にくるまれた、、、、、バイブレーター。

[Res: 35890] Re: 夏のきっかけ(13)  投稿日:2008/10/21 (火) 01:09
ま、妄想が何割かわからんけど普通の神経なら離婚だわな。

普通じゃないんだろうけどな(゜∀゜)!!

[Res: 35890] Re: 夏のきっかけ(13) やく 投稿日:2008/10/21 (火) 02:06
興奮します 続きお願いします

[Res: 35890] Re: 夏のきっかけ(13) 左門 投稿日:2008/10/21 (火) 03:12
う〜む、友人夫婦、奥さんとグルになっての裏切りですね…。かやの外にされた感じで心境お察しします。目が離せない展開になって来ました。行く末、非常に気になります。

[Res: 35890] Re: 夏のきっかけ(13) フルムーン 投稿日:2008/10/21 (火) 05:22
寝取られ好きには興奮して、非常にたまらない展開です!
続きを楽しみにしています。

[Res: 35890] Re: 夏のきっかけ(13) うーん 投稿日:2008/10/21 (火) 06:55
毎回楽しみにしていますが…。なぜ友達の奥さんも参加しているのに友人宅じゃないの?

[Res: 35890] Re: 夏のきっかけ(13) revo 投稿日:2008/10/21 (火) 08:10
こ、これは制裁するに値しますね。友人夫婦、行き過ぎかと。

[Res: 35890] Re: 夏のきっかけ(13)  投稿日:2008/10/21 (火) 09:53
これは早く続きが読みたい・・・

[Res: 35890] Re: 夏のきっかけ(13) もっこりん 投稿日:2008/10/21 (火) 12:58
うーん、これは許せませんね!
続きお願いします!