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[28421] 魔性【番外編】 樹氷 投稿日:2008/01/30 (水) 21:16
妻は色香を持つ女になった…
男達からのエキスを養分にでもしているのでは?と感じてしまう程に艶を増し、相変わらずの日々を送っている。
妻は週2ペースで、セフレ達と遊んで来る。
そして快楽の余韻の中、ハメ撮りした映像を持ち帰り、私を楽しませる。
今夜の妻も、先程、逞しいペニスから体内に送り込まれたザーメンをヴァギナから滴らせながら【自身のハメ撮り鑑賞】という後戯を楽しんでいる…
この夜に、妻が私に言った言葉が、今回の始まりだった。

【ハプニングバーに行ってみたい… 】

セフレ達から伝え聞くハプニングバーの内容が、妻を熱く刺激したらしい。

私は、妻が見ず知らずの男達から視姦され、淫らに回される姿を想像し、その事による不安やジェラシーよりも好奇心が勝ってしまった…

「ハプニングバーかいな?
大丈夫なんかい?」

「何か、おもろいらしいで。ピンキリあるみたいやから、エエ店探してぇなぁ…なぁ…エェやろ? 」

ポッテリとした唇を尖らせながら、甘えた声でねだる妻に、私は恩着せがましく言った。

私は思案するふりをしつつ
「しゃあないなぁ…
西島ハンに聞いてみたるワ。」

妻は屈託ない笑顔で、

「ホンマ??エェの?
めっちゃ楽しみやわぁ。」と、熱を帯びた視線を向けて来た。


数日後の夜、私は西島氏と行きつけの小料理屋で待ち合わせていた。

今や西島氏は、私にとって、すっかりその道の師匠と言った感だった。

西島氏は、相変わらずツヤツヤと血色の良い顔色で

「どや?最近は?」

「ボチボチですワ…今夜は、宜しゅう頼んますワ」

そう…今夜は西島氏の旧知の仲間が経営に参加している、評判のハプニングバーに下見に連れて行って貰う段取りなのだった。

一応、事前に店のシステムや雰囲気、客層などの説明を受けて、頃合いを見てその場所に向かった。

そのハプニングバーは以外な場所に存在していた。
賑やかな繁華街にある物とばかりに考えていたのだが、その店は静かなオフィス街にあった。

人気の無い、閑散としたビル…おそらく他のテナントさんも
【そこにハプニングバーが営業されている事など知らないのではないか?】

窓から疎らに洩れる薄っすらとした非常灯…人の気配を感じないこのビルで
【淫靡な世界が存在する事など】とても信じられなかった。

ビルを見上げる私を、西島氏は促した。

「さぁ、行くデ…」

[Res: 28421] Re: 魔性【番外編】 萌えるエロ親父◆3Zz6Kg 投稿日:2008/01/30 (水) 21:29
樹氷さん!  イヨォッ!!  待ってました(^^)
益々のご発展,お慶び申し上げます。

さぁ,じっくりとお願いいたします m(_ _)m

[Res: 28421] Re: 魔性【番外編】 カメ吉◆Y9dFJs 投稿日:2008/01/30 (水) 21:48

おお〜、何と続編ですかぁ!!(○_○) いきなりの展開ですね。

[Res: 28421] Re: 魔性【番外編】 樹氷 投稿日:2008/01/31 (木) 03:26
「さあ、行くデ。」

西島氏の言葉に促された私はビルのエレベーターに乗り込み、ハプニングバーの入居する階に向かった。

西島氏は、完全会員制のその店のカメラ付きドアホンを押した。

内部からカメラが捉える姿を確認したのだろう‥しばらくして重く頑丈そうなドアが開けられた。
中からは30代の独特の雰囲気を持つ女性が出て来て私達を招き入れ、西島氏に軽く会釈した。
西島氏は私にその女性がママであると告げた。

入口からすぐの場所に応接セットが置かれていて、私はそこでハプニングバーZ(略してZとする)の規則の説明を受けた。

完全会員制であり、紹介者が居なくては会員になれないシステムである事に始まり、プライバシーの保証、その他の細かい規則を丁寧に説明された。

丁重な説明を受けながら、私はここなら安心して妻を遊ばせる事が出来そうに思えた。

誓約書にサインし、晴れて会員となった私は西島氏と供に奥へ通された。
店内は想像以上に奥行きがあり、かなり広々としている。
そして何よりも背筋に[ジワリジワリ]と這い上がって来るような…異様な雰囲気が漂っている。
二間あるベットルームや格子状の入口のSMルームなどを案内され、私と西島氏は先客の座るカウンターに腰を降ろした。
ビールで乾杯し、私は改めて店内を観察した。

店内のカウンターには、私達以外に単独さんが2名、私の座るカウンターからは死角になっているリビングに数名の男女、そしてベットルームにも数名の男女が居るようだった。

全体的に木目を基調として、所々に黒と赤をあしらったインテリアと、薄暗い照明、BGMに流れる気怠いボサノバ調の音楽が妖しい空間を際立たせている。

やがてベットルームから切ない喘ぎ声が聞こえて来て、西島氏が目を細めながら
「お盛んやな。ママの話しではエライええ女みたいやで‥」

私も西島氏の言葉に興味津々で中の見えぬベットルームに目を向けていた。

「あうっ…あぁ…あぁ…ひぃィ…うぁぁ…ん…」
姿見えぬ声の主に私は圧倒されていた。

その声は店内の人間全ての心を引き付けるような官能的な声だった。

「あぁ…イィ‥あぅっ‥あぁ‥」

カウンターに座る、私と西島氏は顔を見合わせ、どちらともなく言った。
「凄いな… 」

官能的な喘ぎ声とともに
[ギシッ…ギシッ…ギシッ…]

軋むベットの音

店内全ての意識が、その音に向けらていた…

[Res: 28421] Re: 魔性【番外編】 いぃ☆ 投稿日:2008/01/31 (木) 10:05
またしても・・名作の予感が。。。

樹氷さん! これからもよろしくお願いします<(_ _)>

[Res: 28421] Re: 魔性【番外編】 樹氷 投稿日:2008/01/31 (木) 13:01
私は[Z]のベットルームから響くエロティックな喘ぎ声に妄想を掻き立てていた…

【一体どんな女性が、どれほどのセックスをしているのだろう? 】

そしていつしか、喘ぎ声の主の姿を、妻に置き換えていた…

この一種異様な空間で、多くの人々の興味を引き付け…何人もの初対面の男達から体を弄ばれ、歓喜に奮える声を上げる妻の姿を想像して…

そしてその姿を映像などでは無くして、リアルタイムで目の当たりにしたい!!
その空間に一緒に身を置き‥妻の歓喜に奮える姿…女から牝に切り替わる瞬間を…そして、温度、匂いまでを体感したかった‥

私は西島氏に

「ホンマ凄いですやん?こんな感じでウチのやられてしもうたら…アイツ良くて、良くて狂うてしまうんやないやろか? 」

「癖になる思うデ。
しかし…アンタも変わったなぁ?
ワシと初めて会うた頃のアンタは嫁ハンの劇的な変化に苦しんで…
自分の願望の理不尽さに戸惑うて…
それが今では[夫婦で一緒に楽しむ]方向に足並みを揃えたんやからなぁ…」

「ホンマですなぁ… 」

私と西島氏はベットルームから洩れ聞こえる官能的な喘ぎ声をBGM代わりに盃を重ねた。
どれぐらいの時が流れただろうか?…
不意に[ガチャリッ…ガタカタッ…]

ベットルームのドアが開かれ、興奮覚めやらぬといった顔を紅潮させた3名の男達が熱気を帯びて出て来た。

[ん?男だけやんか…
あの声の主はどないしたんやろ?…]

私はまだ出てこぬ女性の姿を想った。

やがて半開きになったドアが開かれ、その人は出て来た。

[イイ女だった!!]

傍らに座る西島氏が、思わず溜め息混じりに呟いた
「ほぉ〜…エェ女やなぁ…」

やや俯き加減に恥ずかしそうに出て来た女性は、強烈なエクスタシーを得た女性特有の[蕾が開花して一気に匂い立つ様な」オーラを纏いながら、薄桃色に顔を上気させ、心地良い怠さを感じさせる足取りで我々の座るカウンターに近づいて来た。

期せずして誰ともなく、その官能の声の主に拍手が起こった。

私も、そして西島氏までもその女性に拍手を送っていた…

照れくさそうなアンニュイな表情の女性の視線が私に向いた時に、何故だか喜悦を帯びていた筈の女性の顔が一瞬強張り、固まった…

[ん?どうしたんや…何なんやろ?]

そして明らかに動揺した感じの女性は奥のボックス席に消えてしまったのだ…

[Res: 28421] Re: 魔性【番外編】 けいすけ 投稿日:2008/01/31 (木) 18:03
お久しぶりです!

樹氷さんから、戦友と言っていただいた、けいすけですよ。

番外編楽しみにしてます。その後の、お二人どうなっていくのか…。

頑張って下さいm(__)m

[Res: 28421] Re: 魔性【番外編】 じゅん 投稿日:2008/02/03 (日) 00:25
すでにここまでで、色々思い出しつつ一回抜きましたw
次が待ちどうくてしかたありません!!