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[28287] 【第2章】妻が…B マキト 投稿日:2008/01/24 (木) 16:17 部屋へ入るなり、美樹はリビングのソファーに座り込み、なぜそんな風になったのかを尋ねてきた。 俺は自分の性癖を満たす為に久美を他の男に抱かせたとは、とても言えず、あれやこれやと理由を見つけては美樹に話し始めた。 しかし、美樹も多少はいろいろな男を見てきている女。俺の話しぶりに違和感を覚えているようなのだ。 美樹『ねぇ… 久美、他に男いるでしょ??』 さすがは夜の女… 俺は全てを見透かされているようだった。 俺『…それは分からない』 そう答えるしかなかった。 美樹『…実はね…。今日、昼間ね、久美が来たんだ…。』 俺はなんとなくは分かっていた。 妻は何かあれば必ずと言ってもいいほど美樹に相談をしている。 俺『やっぱり…。それでアイツなんて言ってた?』 美樹『うん…。』 俺『…なに?』 美樹『もう○○とはムリだって…言ってた…。久美、泣きながら全部話したよ…。…ヤクザのことも…。』 俺は言葉が出なかった。 美樹は久美から、俺の性癖のことも全て聞いたと言った。 俺は目の前にいる美樹を見る事すら出来なかった。 美樹『…○○クンって、そんな性癖持ってたんだ…。 男って、わかんな〜ぃ!!どうして好きな女を他のヤツに抱かせようとか思うわけ?! 好きじゃなかったの?! 久美のこと、本気で好きじゃなかったわけ?!』 美樹は少しムキになっていた。 俺『…好きだよ…。今でもアイツの事、好きだよ。 でももう終わりだよ…。』 美樹『ほらッ!久美捜しに行こッ!!』 美樹は俺の手を掴み、立ち上がった。 言われるまま俺はジャケットを羽織り、美樹の車に乗り込んだ。 美樹は繁華街へと車を走らせた。心あたりでもあるのか? 俺は黙って助手席に座っていた。 ビルが立ち並ぶ飲み屋街に差し掛かると美樹は路肩に車を停車させ、電話を掛け始めた。 『あッ、ママ!○○ってどこにあるの?…ウン…ウン…。わかった! ありがと!』 美樹は電話を切ると、すかさず車を走らせた。 『あれッ?? ネオン消えてるじゃん! おかしいな…』 美樹が車を降りかけた時だった。 【あッ!黒のセダンだ…】 俺はビルの下に路駐してあるセダンを見つけた。 美樹はビルの入口付近まで小走りしていた。 すると、一人の中年の男が美樹を呼び止めていた。 二人は何か話をしているようだ。 5分位だっただろうか? 話し終えると、その男は路駐してある黒のセダンに乗り込むと、美樹の車の助手席に座る俺のほうを食い入るように見た。 そして立っている美樹にクラクションを鳴らし、走り去っていった。 [Res: 28287] Re: 【第2章】妻が…B チュパカブラ 投稿日:2008/01/24 (木) 16:58 ↑
そう焦るなよ 味わって嫁よ [Res: 28287] Re: 【第2章】妻が…B たま 投稿日:2008/01/24 (木) 17:56 この黒いセダンの男って奥さんの相手のヤクザ?
[Res: 28287] Re: 【第2章】妻が…B イク 投稿日:2008/01/24 (木) 18:33 う〜〜ん、色んな妄想が・・・。 続き期待です。^^
[Res: 28287] Re: 【第2章】妻が…B 無名 投稿日:2008/01/25 (金) 08:09 無理だとわかっていても追ってしまう、そんな惨めな状態が読んでいて楽しいです。続き待ってます。
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