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大分男児さん、還暦でスケベ、大いに結構なことだと思います。翔さん、機会があればおねがいしたいですね。

機は熟したものの妻からハッキリとＯＫがでた訳ではない。こうなったら持久戦に出ることにした。前々から妻を抱かせるならこの男、と目をつけていたのが友人の会社の後輩、Ｙである。妻の好みはガッシリとした体育会系、明るく清潔であり、細かく言えば「指がキレイな男」である。Ｙは条件を満たしている。酒は好きだが煙草は吸わない。私も何度も酒席を同じくしたことがあり、お互いの性癖や好み等を面白おかしく話をしたこともある。ゴルフも何度がプレイしたことがあった。早速連絡を取る事にした。ちょうど彼が定例の会議で私の住むＦ市に来ることになった２月の終わり頃に一緒に飲もうということになった。私は妻に同席を求めた。最初は渋っていたが久し振りに美味しい魚でも食べようと熱心な誘いに妻は了承した。妻とＹとの最初の出会いである。
待ち合わせた割烹でＹを待つ。少し遅れてきたＹは私の他に女性がいるのを見て驚いたようだった。私は妻にＹを紹介し、Ｙに妻を紹介する。持ち前の明るさでＹは私の妻を持ち上げる。妻も悪い気はしない。明るく楽しい酒の席であった。次回の再会を約束して私達は別れた。タクシーの中で妻は「楽しい人ね。また飲みたいわね。すごくきれいな指をした人･･･」と言い、私を喜ばせた。第一段階は成功した。あせってはいけない。