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―二人の会話に戻る―『そう…。御主人ね、奥さんのことを僕に託したんだ。可愛がって欲しい…って。』妻は不機嫌そうに答えた。『もう、やめてっ！』【一度は風間に体を許しかけたはずなのに…。やはり、何か様子がおかしい】『風間さんには感謝してます…。主人のために色々と考えてくれて。おかげでアノ人の体の悩みも解消されたし…。でも、そろそろ主人に本当のことを言わなきゃ。』【本当のこと!?では…さっきの話は嘘なのか？ま…、まさか……】『“ネトラレ”だったよね…？正直、あんな真面目な人が、私と他の男性のことを考えて興奮するのには驚いた…。でも、風間さんがその特性を上手く活用するアイデアを出してくれた…。』【やはり妻も風間に操られていたのだ】『主人が回復する前までの演技も、過去の男性関係をデタラメに言ったり、多少の罪悪感があったけど、まだ大丈夫だった。でも、回復した後の役は…風間さんとのエッチな話を「本当」って嘘ついたり…。とても辛かった…。』風間は私の不能を利用して、最初から妻を巻き込んでいた。妻が、実際には無かった不貞行為を認めたのも、全て風間の仕込みだったのだ。