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[18076] 臨界点へ F ゲジゲシ 投稿日:2007/03/14 (水) 22:45
「 麻実、ママのが言ってるカラオケボックスの電話番号は分かるのか?」 「 えっ?…う、うん、確か前に割引券貰ったから………あった!パパこれ」麻実は、財布の中から一枚の紙切れを私に渡した。私は、その紙に書かれてあった番号に電話をかける。何度かの呼び出し音の後、若い男性従業員が出た。 「 ありがとうございます。カラオケハウス〇〇〇です」 「 すみません。そちらに〇〇和代という女性が来ていると思うのですが、呼び出して貰えないでしょうか」 「〇〇和代様ですね。少々お待ちいただけますでしょうか?」 「 はい、お願いします」電話からは待ち受け音が流れてきた。和代は居ないだろう…いや、私は分かっていて電話をしたのだ。妻が言い逃れ出来ないように外堀を固めようと思ったからだ。4、5分たった頃だろうか、男性従業員が電話に出た。 「 お待たせ致しました。今、全室を回って確認しましたが〇〇和代様という方はいらっしいませんでしたが?」 「 そうですか…すでに帰ったって事はないでしょうか?」 「 はあ…それはあると思いますが、何分お客様(和代)の顔を知らないものですので… ただ、今入っているお客様は開店から一組もまだ帰っていないので、恐らく〇〇和代様と言う方はいらっしゃってないと思います」 「 そうですか…すみません、御迷惑お掛けしました」 電話を切ると、心配そうな顔をした優が、… やっぱり…と、一言呟いた。
娘達にも、この結果は言わずもがなと言う所なんだろう。私は何も言わずに電話をかけた。浮気の最中であろう、妻に…。

[Res: 18076] Re: 臨界点へ F つよし 投稿日:2007/03/14 (水) 23:23
続きをお願いしますォm(__)m

[Res: 18076] 臨界点へ G ゲジゲシ 投稿日:2007/03/14 (水) 23:34
電話をかけてみると、なかなか出ようとしません。切ろうかと思って耳から携帯を離そうとした時、ようやく妻が出ました。「は、はい、もしもし…」電話口に出た妻は、何か落ち着かず焦っている感じがしました。 (コイツ…やっぱり最中だったんだな…) 「 もしもし?僕だけど…出るのに随分時間がかかったみたいだけど…それに、声の調子も変だぞ」 私は極めて冷静に話しました。 『 ごめんなさい、カラオケの音で聞こえなかったの。声も、かかって来てるのに気が付いて少し焦っていなんだと思う…』 「 今も〇坂の〇〇〇にいるの?」 『そうなの、ちょっと盛り上がっちゃって。もう少ししたら帰るわ』 (何がカラオケに居るだ!お前が居ないのは知ってんだよ!) ヌケヌケと嘘を吐く妻に軽い殺意を抱きました。「 そうか、気を付けて帰って来いよ」 『 ええ、ありがとう。早めに帰るからね。それじゃあ』 妻との会話は、互いに化かし合った形になりました。まあ、妻はうまく私を騙せていると思っているでしょうがね。一呼吸置き、娘達に話しかけました。 「 ママは……嘘を吐いていたよ…」 優と麻実は、何とも複雑な顔をしていました。「 そう…」 優が絞り出すように呟きました。 長い沈黙の後、私は娘達に尋ねました。 「 2人は、どうしたい?」 初めの内に聞いておきたかったのです。これから私がやろうとしている事は、娘達の母親に対して過酷なものになるからです。「 パパは…ママを許す事は出来ない…多分、別れる事になるだろうし……それなりの代償も払って貰う」 「………」 「………」 「 だけどそれには、二人の気持ちを知らないと……お前達にとっては大事な母親だから…だから、お前達が望まないなら……」 「 パパの思うとおりにしていいよ」 「 優…」 「 あたしも、それでいい…」 「 麻実…」 「 許せないのは私達も一緒よ。今のあの人は…私の知ってるママじゃないもの…」 「 そうね…あたしのママはもう…いないね…」 (和代…聞いたか…これが…これがお前がつけた傷だ!!) 「 分かった……パパの考えを話す…」 それから私は、これから行う事を話した。内容は、割愛します。見れば分かるでしょうし。私の話を聞き終えた2人は、さすがに驚いていましたが、最後には納得しました。妻が帰って来たのは、電話から二時間程経った午前二時前でした。玄関を開け、入ってくると寝室に行かずに風呂場に直行しました。いつもそうなのでしょう。私は普段は寝ているので気が付きませんでしたが。30分程してバスタオルを巻いた妻が寝室にそっと入ってきました。私は部屋を真っ暗にして寝たふりをしていました。妻は下着を着けて静かにベッドに潜り込んで来て私に抱きつきました。はっきり言って鳥肌が立つほど嫌悪感がありました。昨日まで普通だった事なのに、たった一日で吐き気すら伴うのです。しかしどうゆう気持ちなのでしょう?今まで別の男に抱かれた体で私には身を寄せるのは。最早、罪悪感などないのかもしれません。そう思うと、沸々と怒りが沸いてきます。右手で太ももを抓り、必死で怒りを落ち着けました。 (見てろよ…このまま思い通りに行くと思うなよ) 次の日は昼で仕事を早退して、私はある場所に向かいました。 一週間の素行調査を頼みに興信所へ…

[Res: 18076] Re: 臨界点へ F 人妻好き 投稿日:2007/03/15 (木) 00:49
いよいよ反撃開始ですか?
続きが楽しみです。

[Res: 18076] Re: 臨界点へ F koji 投稿日:2007/03/15 (木) 01:35
娘さん達がどういった態度をとるのか気になりますね

[Res: 18076] Re: 臨界点へ F なる 投稿日:2007/03/16 (金) 17:42
続きお願いしますm(_ _)m

[Res: 18076] Re: 臨界点へ F 達也 投稿日:2007/03/17 (土) 23:02
続きをお願いします
その後の、行動がとても気になります。

[Res: 18076] Re: 臨界点へ F まん 投稿日:2007/03/19 (月) 11:33
まだかなぁ(*'-'*)

[Res: 18076] Re: 臨界点へ F B.J 投稿日:2007/03/19 (月) 16:36
まだかな? まだかな?
  気になります。