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[7657] 妻を提供して・4 くらさわ 投稿日:2005/10/23 (日) 16:12
大晦日を迎え、私達夫婦は温泉旅館で一年の締め括りを過ごしていました。
2年前当時、私が39歳、妻は34歳でしたが子供がいませんでした。特に避妊をしているわけでもないので、どちらかに問題があるのかも知れませんが、それほど子供が欲しいという思いがお互いに無かったので、病院も受診していませんでした。
旅館ではのんびりと温泉につかり、一年の垢を落としていました。今年も色々あったなぁ…そんな事を思い返していると、部長の顔が浮かんできました。
小会議室での部長からの依頼…私の妻の裸が見たい、写真で構わないから…他人の妻の裸を見て何をするんだろう?バツイチで独り身の部長、もっぱら自慰で性欲を慰めていると私に告白してきました。私の妻を自慰のオカズにするのか…。怒り・嫉妬・哀れみという感情の中に性的興奮が全く無かったと言ったら嘘になるでしょう。
温泉を出て部屋に戻りました。長湯をする妻はまだ戻っておらず、私は冷蔵庫からビールを取出し一息いれていました。
テーブルの上には私の携帯があります。2日前に妻の裸体を撮影した画像の入った携帯。
私は携帯を手に取り、メール作成画面を操作しました。送信先は部長のアドレスです。一年間のお礼を軽く述べた文章の最後に、「よろしければ御覧になってください。」と付け加え、私は妻の乳房と恥ずかしがる妻の顔がはっきりと撮影できた一枚を、添付したのです。
送信ボタンを押すのに、5分くらい間があったでしょうか。このくらいで部長に貸しを作れるなら安い事だ…そんな風に自分に言い聞かせ、送信ボタンを押しました。
なにか一つの仕事をやり終えたような、妙にすっきりした気持ちになり、温泉から上がってきた妻と、ビールを飲みいい気分でほろ酔いになっていました。
夕食が済み、一服していると妻はもう一度温泉に入ると言い部屋を出ました。
私は携帯を開きました。
部長からの返信メールがあります。そこには妻の顔と体を誉め讃える文章が踊っていて、恥かしながら奥さんの乳房を見つめて何度も自慰をしたとまで書いてありました。
私の中に妙な感覚が生まれていました。
自分にしか見る事のできない妻の裸体を、他人が目にし、性欲の処理に使っている。そんな妻に対して興奮している自分がいました。さらに、妻を誉め讃えられる事の優越感…。写真くらいなら、見せていってもいいんじゃないか?そんな考えを持ち始めていました。