嫁が濡れる時
5 Re: 嫁が濡れる時
4代目
2021/09/17 (金) 16:43
No.182032
 新婚旅行は私達の好きな海で過ごすため、南の島へ向かった。

飛行機とホテルだけのフリープランで、フワフワした気分に浸りながら成田を出発した。
夕方 島へ到着し、各ホテルへ向かうバスの中は何組かのカップルが一緒だったが、一組 場違いなカップルがいた。

そこそこ いい年のオッサンと、いかにも夜の蝶みたいな女性のカップル。
そのオッサンだが、バスの中で隣同士になった私と嫁に話し掛けてきた。

嫁を覗き見るような視線を遠慮なく浴びせ、私も初め適当に相づちを打っていたが
その内、嫌気がさし 嫁とガイドブックを見るふりをして話を遮ってしまった。

私達が滞在するホテルへ着くと、運悪くそのオッサンカップルも一緒に降りるではないか!
なるべく関わりのないようにしてチェックを済ませ、ウエルカムドリンクを飲んでいた。

「あなた! 明日のオプショナルツアーの予約、  念のため 確認してくるね!」

英語が少し出来る嫁がそのデスクへ向かった。新妻らしいミニのワンピースから覗いているスラリとした足につい目がいく。
私はタバコを吸うためロビー隅の南洋植物に囲まれた喫煙場所へ。

そこにあの場違いなカップルもいた。私は咄嗟に植物の影に隠れて、その二人を見守った。
近くにいた他の人が 一人 二人とその場を離れていくと、夜の蝶がオッサンに声を掛けた。

「ねぇ、 ○○さん!  あまり新婚さんを困らせたら、、 ダメでしょう!」

「只、 美人で可愛い奥さんですな〜って・・  言っただけじゃないか!」

「もう・・ その言い方が  いやらしかったのよ!」

「ハハハ・・  今夜は 燃えるぞ!  あの二人!」

「もう・・・ やだ〜〜  でも、あの奥さん、 凄く可愛いかったけど・・ やり方、知っているのかしら・・」

「いやいや・・  あの奥さん、 きっと 好き者だぜ!  俺には わかるんだ!」

「また〜〜  いつもの病気 出さないでよ!」

「すげえ・・ いい身体 してるし・・   あの旦那で、 満足させられるかな〜 ウヒヒ・・」

「もう・・・  若い子には 目がないんだから・・」

「あのプリプリしたケツと胸!  堪んねなぁ〜〜  お前と交換出来たらなぁ〜〜」

「まあ〜〜  失礼ね〜  私も あの旦那さん、誘惑してみようかな・・」

「そりゃ・・  勝負に ならねえな!  ハハハ・・」


 二人の卑猥な会話を盗み聞きしてる内、少しは怒りも沸いてきたが、何故か 同時に妙な高まりも覚えていた。
やがて二人がその場を離れると、私もようやく一服することが出来た。

夕食とシャワーを済ませ、軽く飲むためラウンジへ向かった。オッサン達と鉢合わせしないか心配だったが、何事もなくお酒を楽しみ部屋へ戻った。


 嫁とセックスするのは慣れていたつもりだったが、やはり新婚旅行での初夜は雰囲気が特別で、互いに少し緊張し口数も少なめ。
ベッドの中でじゃれ合いながら、何気もなくあのオッサン達の会話を嫁にしてしまった。

「ふ〜ん、  失礼ね!  飛行機の中でも・・ あの人 私をジロジロみてたし・・ ちょっと 気持ち悪かった!」

「そ、そうなんだ!」

「それに・・・ 私がお手洗いから出た時、 目の前に立っていたのよ! びっくりしちゃった!」

「えっ、  そんな事が・・ あったんだ!」

少し迷惑そうに話す嫁だったが、それ程 嫌悪感に満ちた話し方ではないように感じた。

「フフフ、  あなたも前に・・ 私のこと目で追ってたでしょう!」

「し、 知っていたのか?」

「分かるわよ!  あんなに露骨に 見るんですもの!」

「嫌だったのか?   その時・・」

「ううん、  実は・・ 私も気になっていたし・・  嬉しかった!」

それから自然に私達は抱き合い、蕩けるような世界へ。


 私が思わず呻き声を上げる程のフェラテクニックを持った嫁。
それをされている時、何故か あのオッサンが言った ”あの奥さん、好き者だぜ!”の言葉を思い出し
嫁があのオッサンの下半身に蹲って、咥えている光景が頭に浮かんできた。

私自身 その妄想に困惑したが、身体の奥深くから湧き上がる鋭い刺激をはっきり感じていた。

「うっ!  凄いよ!   ねぇ!  固いよ!」

嫁がそう漏らす程、私のペニスはガチガチになっていた。

 ”あの 旦那さんで・・ 満足させられるかな〜 ”

という あのオッサンの言葉が何度も蘇り、私はいつも以上に嫁を責め立てていた。